NIKEのルーツは日本の運動靴にあった!?「NIKE KICKS LOUNGE OMOTESANDO」

『NIKEのルーツは日本の運動靴にあった』

ギリシャ神話の勝利の女神ニーケーが持つ翼に由来して名付けられた「NIKE」はアメリカを代表するスポーツメーカーとして世界的に有名だが、実はそのルーツが日本にあることはご存知だろうか。

元陸上選手であった創業者のフィル・ナイトは大学在学中に論文「日本の運動靴は、日本のカメラがドイツのカメラにしたことをドイツの運動靴に対しても成し遂げ得るか」を書き上げ、卒業後に出向いた神戸でオニツカタイガー（現アシックス）の運動靴に出会う。

それから間もない1962年にオニツカのアメリカ販売権を取得した当時24歳の彼は、程なくして企業し、68年のNIKE創業までの間オニツカ製品の輸入販売を中心に行っていたという経緯がある。

元NASAの開発者の発案によるエアバッグソールなどの革新的な技術開発と、ひたすらに熱いメッセージをスタイリッシュに打ち出す先駆的なプロモーションでシェアを拡大していったその後のNIKEの活躍は広く知られるところだろう。

そんなNIKEが展開する、ユニークなリテールコンセプトの次世代版となる「NIKE KICKS LOUNGE OMOTESANDO」は、東京のストリートカルチャーの中心地である表参道から「地域に根ざしたスタイル」を発信するというコンセプトで2017年7月にオープン。

同店はNIKEの持つ多様なブランドラインの中からフットウェアとアパレルを中心に幅広く取り扱い、場所柄にマッチした「ファッションブランドライク」な店舗機能をより充実させている。